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とりココBlog - 福島県郡山市のITブログ

ネットの普及が「社会の新陳代謝」を悪くする?

2005年12月26日

ネットの普及が「社会の新陳代謝」を悪くする?

2005年の締めに総決算コラム。一応、2回に渡る予定。

#今月はあんまし更新できず…

はてさて人口が10億人を突破して絶好調なネット市場だが今年は一連のテレビ局買収騒動などによってもネット業界の好調ぶりが世間に浸透した年だった。

しかし既存市場のネットへの置き換えはいい面ばかりではない。それにつけて今回はネットと社会の新陳代謝についての話。

資本主義社会のあるべき新陳代謝をネットが破壊しつつある?

ネットオークション
ネットオークションの登場により個人間取引が気軽に、それも日本中を相手にできるようになった。それは必要十分な機能を備えた旧世代製品が市場に再登場する機会を増やす事でもあり、結果的に新製品への代謝を促す企業にとって脅威だ。減価償却を終え、中間を(ほとんど)通さない旧製品に対して価格面で勝負にならない。結果、市場は縮小する。
音楽配信
これまで「CD屋に置いていない」「廃盤となり入手困難」という理由で購入できなかった音楽が簡単に手に入るようになる。すると相対して新作の音楽の売り上げが落ちる。
デジタル出版
同じく「絶版」として入手困難な本が手に入る。
ネット放送
自身の蓄積されていく放送コンテンツとも市場を分かつ。映画とも競合。

消費者本位の市場になるのは確かだが…

これらネットがもたらす「過去の遺産(アーカイブ)の流通の加速化」は少なくとも消費者志向によるものには違いない。しかし競合する企業のそれぞれがネットの脅威に対して確かな認識を持ち、ビジネスモデルの変革に臨まなければ日本市場全体の弱体化に繋がることにもなりかねない。

来年もまた既存市場とネットの新旧争いが続く予感。

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この記事へのコメント

こんばんわ〜。更新待ってました(w

納得できる部分が多い記事でした。
個人レベルで考えるとメリットが多いですが、市場レベルで考えると確かに弱体化に繋がりそうですよね。でも個人レベルでメリットがある分、リスクもあるので(特にオークションとか)ユーザー全体の質というか、理解力が高まれば安定して何らかの利潤を与える事が可能だけど、ネット経験が浅い人などは複雑になっていくネット社会から逃げちゃう人もいるんじゃないかなぁと思います。

しかしホントに企業サイドからすると痛いと感じる事も多いでしょうね。企業発信の時代は終わったんだなぁと感じる事も多いですが、今後はネットを通して消費者とどうコミュニケーションをとっていくのか、消費者というものをどう利用するのかを考えるのも大切ですよね。難しいけど。
Redさんによる [2005年12月26日 23:11] の投稿。No.1
>>1
>>Redさま

ご無沙汰してしまいました。こんなサボりブログを粘り強くみていただき感謝です。

> 複雑になっていくネット社会から逃げちゃう人もいるんじゃないかなぁと思います。
すでに準ネットユーザーはそうなってしまっている感じがしますね。わからないことには手を出さない人が増えているような…サービス提供側はヘビーユーザーの要望に終われてライトユーザーの取り込みまで手が廻っていない気がします。

> 消費者というものをどう利用するのかを考えるのも大切ですよね。
本当にブログ界隈を見渡すとすごく勉強になることが多いですね。片方のブログではブロガーの力を借りてプロジェクトを成功させたり、もう片方ではヤラセ炎上してみたり(w

とにかく企業努力としてネット文化を学んでいく事がこれからどんどん重要になってくるんじゃないかなぁ、と思ってます。
とりココさんによる [2005年12月27日 00:07] の投稿。No.2
ご近所にこんなにすごい人が住んでいたのかと感心しながらほとんど全部の記事を読ませて頂きました。
色々と勉強になりました。
また見させて頂きます。

DOG-EARさんによる [2005年12月27日 05:03] の投稿。No.3
>>3
>>DOG-EARさま

はじめまして。ご近所さんなんですね。
また来て下さい。これからもよろしくお願い致します。
とりココさんによる [2005年12月27日 09:21] の投稿。No.4

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